今回「水抜き剤での塗装剥がし」について説明しますが、説明する事が多いので
①準備編
②実践編
の2部構成となります。
今回は①準備編となります。
①準備編と②実践編の本文中で重複して説明する場面があります。
重複すると言うことは「重要な話」ですので、むしろ、そこを覚えてもらいたいです。
水抜き剤での塗装剥がしと私
水抜き剤で塗装を剥がしをする技法は、昔からある方法です。
特に「鉄道模型愛好家さん」が良く使っている技法です。
以前試した事があるのですが「その時は私は上手くいかなかった」です。
このように上手くいく人と上手くいかない人にわかれるようです。
以前私がやった時 上手くいかなかったですが、その原因が判明したので、これは後で説明します。
私と同じように上手く塗装剥がしが出来なかった人も、同じ原因ではないでしょうか?
そもそも水抜き剤って何?そしてどこに売っている?

(こんな容器に入っています)
そもそも水抜き剤って何?
どこに売っている?
となりますよね。
水抜き剤は
・自動車用品で、ホームセンターなどに売っています。
・塗装剥がし目的ならガソリン車向けを必ず購入
・オロナミンCみたいな容器に入っています
・大体200ミリで売っていて160円ぐらい
です。
大切なことなので2回言いますが「イソプロピルアルコール含有99%以上のガソリン車向けの水抜き剤」を購入してください。
大体600ミリ(3本)以上は必要
ホームセンターに売っているのは1本200ミリです。
ドボンする容器によって変わってきますが、ミニ四駆ボディをドボンする場合最低3本以上は必要ですので
この本数を購入の目安にしてみてください。
コスパは良いです
塗装剥がしにおいて肝心な話の1つですが、水抜き剤でに塗装剥がしは
・値段
・落ち具合
・手に入れやすさ
・再利用が可能
の点を考えるとコスパは良いです。
あると便利グッズ
水抜き剤での塗装剥がしに必要なのは
・蓋つきタッパー
・ビニールの手袋
・歯ブラシ
・メラミンスポンジ
・漏斗(じょうご)
・コーヒーフィルター(もしくは油こし紙)
大体100均で揃える事ができます。
漏斗とコーヒーフィルターは塗装剥がしした後に容器に戻すときに「塗装剥がしで出た沈殿や浮遊しているカスを濾しとる為に必要になります」なので、あると便利です。
換気と対策は必要
お酒ではない独特なアルコールの匂いがします。
この匂いにヤられる人は多いでしょう。
私は調子が悪いと頭痛がします。
水抜き剤はすごく気化しやすいので、部屋中は勿論、家全体に匂いが流れていきます。
なので換気は重要になります。
換気をしても最終的には同居人にはバレますので、匂いの説明(いいわけ)は必要です。
揮発するので蓋が必要かつ重要です。
100均でも良いので、必ず「蓋つき」のタッパーを購入してください。
ドボンして20分以上放置をするので、蓋なしだと匂いが拡散してしまいます。
塗装剥がれの落ちは、気温で左右する
理由はわからないのですがネットによると、「ある程度 気温が高くない」と落ちにくいようです。
以前私が失敗した時は
「真冬・屋外」でやって気温が低すぎたから塗装剥がしが上手くいかなかったのだと思います。
暑い日に再度チャレンジしたら嘘みたいに塗装が剥がれたので、気温は重要な要素のようです。
冬場は向いていないのでは?
温度が重要ですが、
①水抜き剤を直接温めるのは厳禁
②高温の室温。夏場の直射日光の下で放置も厳禁
③ストーブ等火気のある部屋での使用も厳禁です。
こう考えると気温に左右されて「気温・換気がしづらくストーブのある部屋では使いづらいなどにより、冬場では水抜き剤での塗装剥がしは向いていない」のではないでしょうかね。
以上で「水抜き剤での塗装剥がし」で、準備して欲しいものや、前もって知っていて欲しいことです。
引き続き実践編②はこちらから




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